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静岡大学 呉偉研究室と「グラフ構造を利用した情報探索システム」の共同研究契約を締結

執筆者の写真: info art-trainfo art-tra

2024年9月9日






ART-TRA株式会社(本社: 東京都文京区、代表取締役: 水野玲央、以下「ART-TRA」)は、静岡大学の呉偉研究室(以下「呉偉研究室」)と「グラフ構造を利用した情報探索システムの研究開発」に関する共同研究契約を締結したことをお知らせいたします。本契約に基づき、両者はART-TRAが開発中のサービス「marumado」のさらなる高度化を目指し、グラフデータベースを活用した新たな情報探索技術の開発に取り組みます。



「marumado」のパイロット版は下記サイトで公開しており、2024年冬にβ版の公開を予定しております。


□marumado パイロット版





共同研究の背景と目的

「marumado」は、総関係性を基に情報を掲示することで、ユーザーが無意識に持つ好奇心を刺激し、ユーザーに発見のある直感的な情報探索の仕組みを提供します。

静岡大学 呉偉研究室は、離散最適化やグラフ理論を専門とし、製造業、物流、交通機関、金融、医療教育など幅広い分野での最適化問題に取り組んできました。本共同研究では、呉偉研究室の高度な最適化技術と「marumado」の技術を融合させ、より豊かで直感的な情報探索の実現を目指します。




研究内容

本共同研究は、「グラフ構造を利用した情報探索システムの研究開発」をテーマに、主に以下の研究課題に取り組みます。


1. 巨大グラフデータの処理技術の開発

大規模なグラフデータを効率的に処理し、情報処理の速度と精度を向上させるための技術を開発します。これにより、情報の関連性を深く解析し、ユーザーに最適な情報を提供します。


2. 情報提示手法の研究

複数の情報を関連性のある情報群として提示する手法を研究します。この手法により、情報の多様性を活かし、ユーザーが最適な情報にたどり着ける確率を最大化することを目指します。これは、異なる候補を組み合わせて最良の結果を得るポートフォリオ最適化のアプローチに基づいています。



今後の展望

本研究を通じて開発される技術は、ユーザーが求める情報の関連性をより深く解析し、「marumado」の情報探索機能の向上をもたらすことが期待されます。ART-TRAは、静岡大学 呉偉研究室との共同研究を通じて、学術的知見と実用的な応用の両面から革新的な情報探索技術を開発し、ユーザーに新たな価値を提供することを目指し、情報探索の新しい形を追求していきます。


本リリースに関するお問い合わせ先

ART-TRA株式会社

代表取締役 水野 玲央

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